カテゴリー
定年

基本手当を受給するにはどうすればよいか

トップページ定年前後にやるべきこと再就職する人が知っておくべきこと>このページ

まず基本手当という用語を理解しよう

昔は失業保険といっていましたが、今は雇用保険といいます。また、失業したときに雇用保険から受け取れる手当は、失業手当ではなく、「基本手当」といいます。正確には失業給付のなかの基本手当です。

基本手当は65歳未満に支給される

定年も失業にかわりありません。(雇用延長をのぞく)。

雇用保険料を払って(給料からの天引きされて)きた人は、失業給付(基本手当)を受けることができます。いろいろ条件はありますが定年になるくらいの人はほとんどクリアされていると思います。

基本手当を受給できるのは65歳未満の人です。

65歳以上の人は、基本手当ではなく、高年齢求職者給付金の対象になります。

高年齢求職者給付金

基本手当の額は、その人の給料(退職直前6ヶ月の給料)、その人の年齢、雇用保険をかけてきた期間、退職の理由などにによって異なります。一つの例として大雑把にいえば、勤続20年以上の場合、給料の半分くらいを5ヶ月もらえます(一例ですから人によっては半分以下になります)。

ハローワークに行かなくてはならない

基本手当を受け取る手順はちょっと複雑です。まず、ハローワークに行きます。ここでは細かいことは書きませんが、あれこれ考えるより行動だと思います。退職したらすぐに会社からもらった書類をもってハローワークに行きましょう。行けばなんとかなります。

ただし、ハローワークは仕事を探すところなので、就職する気がなければ失業給付を受給できないことに注意が必要です。再就職する気はない、せっかく雇用保険を払ってきたのだから失業給付だけほしい。ということでは受給できません。

定年退職者が「少しのんびりしたい」と思ったときは手続きを先送りすることが認められています。ただし、先送りする手続きが必要です。手続きをしないで1年経過すると基本手当をもらえなくなってしまいます。

基本手当はおおむね月1回支給されますが、自動的に毎月支給されるのではありません。毎月求職活動の実績などをチェックしたうえで支給されます。

首尾よく就職が決まると基本手当は打ち切られますが、本来の総支給額を余して打ち切りになった場合など、別な手当がもらえることがあります。

なお、65歳までの老齢厚生年金を受給中に、失業給付を受給すると、老齢厚生年金が支給停止になります。

なんどか転職をした人は雇用保険に詳しいですが、入社以来ずっと同じ会社にいて定年になった人はこの分野に不案内なものです。とは言ってもそんなに難しくはありません。

このようなページを読むなどして若干の下調べをしたら、あとはハローワークでわからないことを聞けばよいのです。係員の言い方がしゃくにさわることがあっても、辛抱して丁寧な口調を心掛けることもコツの一つです。