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相続

養子に出た子の相続権

普通養子縁組の場合

他の人の養子になっていても、実の親の財産を相続できます。

普通養子の場合です。

普通養子では養子と養親の間に、新しく親子関係が発生しますが、実親と養子となった子との間の親子関係は消滅しません。

普通養子で養子になった子は実親と養親の両方と親子関係が存続しています。

特別養子縁組の場合

特別養子になっていれば、実の親の財産を相続できません。

養子縁組が特別養子縁組であった場合、実親と実子の間の法律上の親族関係は消滅しています。養親子関係をより実親子関係に近づけて、安定した親子関係を作り出すことを目的にする制度だからです。

民法第817条の9
養子と実方の父母及びその血族との親族関係は、特別養子縁組によって終了する。

手続きの違い

普通養子縁組は、(いくつか条件がありますが基本的には)双方が縁組をする意思をもって市区町村に届出た場合に成立します。

普通養子縁組を結ぶと、親になる方は「養親」、子どもになる方は「養子」と戸籍に記載されます。

特別養子縁組は、養親となる者の請求に基づき、家庭裁判所の審判を経て成立するものであり、主に6歳未満の子の福祉を目的として実施されます。

25歳以上の夫婦が共同で縁組みをしなければなりません。戸籍には、養子縁組をした養親が実の親として記載されます。

確認が必要です

相続の場面において、養子に出た子がいれば親族の誰かが知っているものですが、まれに知らない場合もあります。

戸籍を取り寄せ、普通養子縁組によって他の養子になった子がいるかどうか確認する必要があります。

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