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認知症とは

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認知症の定義

厚生労働省ホームページの「知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス」というページには次のように書いています。

認知症とは「生後いったん正常に発達した種々の精神機能が慢性的に減退・消失することで、日常生活・社会生活を営めない状態」をいいます。

「精神機能」が「減退・消滅する」結果「日常生活・社会生活が営めない状態」

精神機能という用語が難しいですね。簡単にいえば「頭の働き」という意味でしょうか。

和歌山県立医科大学付属病院認知症疾患医療センターの「認知症疾患について」の方が読みやすいです。

認知症とは、もともと正常であった記憶や判断力などの知能(認知機能)が何らかの原因によって徐々に低下し、日常生活や社会生活に支障がでてきた状態をいいます。認知機能が低下するので「認知症」といいます。

親は、いつ自分の異常に気がついたのだろうか、それとも気がつかないうちにどうにもならなくなったのか、その辺りのところがよく分かりません。少なくとも周囲が異常に気がついたときは、すでに相当に能力が低下していました。そのこともあって、私は、認知症になったら初期の段階で自分で気付きたいと思っています。初期の段階で気付くことができれば、いろいろと終活を急ぐことができるような気がするからです。

認知症の症状

認知症の症状について「知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス」は、

記憶障害
失語
失行
失認
実行機能の障害

を挙げています。

記憶障害

記憶といっても昔のことではなく、ついさっきのことが思い出せなくなれば危険信号のようです。

これが高じれば、ご飯を食べたばかりなのに、何も食べていない、というようになるのでしょう。そこまで行かなくても、極端に、同じ話を繰り返すようになるのは、自分がさっき話したという事実を忘れているので、記憶障害のようです。父母のケースのときは、老人になって話がクドクなった、と思っていたのですが、あまり簡単に流すべきではなかったのです。

失語、失行、失認

失語とは、言葉の理解ができないこと、しゃべりたい言葉がしゃべれないことです。「あれ、あれはどこにあるんだ。あれだよ、あれ」という症状です。

失行とは、これまでは何気なくやっていたことができなくなることです。母の場合には、お金をおろすためにATMに行ったところ、おろせなくてパニックになったことで、これは認知症ではないかという思いを決定的にしました。暗証番号を忘れたというレベルではなく、何をどうするかまったく分からなくなったようでした。

失認とは、対象を正しく認知・認識できないことです。これは知人から聞いた例ですが、知人の父親は、車を運転していて、今どこにいるのか分からなくなって、一日中車を走らせていたことがあるそうです。怖いですね。

実行機能障害

実行機能とは、段取りをする能力のことです。母がある時点から料理をするのを億劫がるようになりました。料理を作ることが好きだったのに、どうしたんだろう。やっぱり何でも面倒になってしまうのかな、と思っていましたが、この実行機能障害だったのかもしれません。

こういう症状がでたとき、安易に考えずに、認知症を疑うことが大事なのだと思います。しかし、このように書いてみて、すでに当てはまるところがあるのが残念なところです。昨日は何をしていたか思い出せないときがあります。庭の雑草になかなか着手しなくなりました。

だからといって、この段階で診察を受けに行く気にはなれません。認知症の初期を自分で把握するのは難しいようです。