軽度認知障害(MCI)は治るのか

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治るとは言えない

軽度認知障害は、認知症の一歩手前の状態のことですが、この段階で発見すれば治すことができるのか気になりました。

結論的には、どうも難しいようだ、ということになりました。

アルツハイマー型認知症は、現在の医学では完全に治すことはできません。症状の進行を遅らせるための治療はありますが、ゆっくりでも進行はしていきます。

そして、アルツハイマー病によるMCIの場合も、基本的には同様のようです。

まったく可能性がないものでもない

しかし、こうすれば可能性があるかもしれない、という対策はあるようです。

アルツハイマー病によるMCI段階を早期に発見し、

□ 適度な運動をする
□ 食事を改善する
□ 認知トレーニングをする

をすることで発症を遅らせる可能性があるかもしれないようです。

適度な運動をする

有酸素運動が推奨されています。有酸素運動とは、深い呼吸で空気を体に取り込みながら行う運動で、ウォーキングやジョギングなどがあります。

有酸素運動で持続的に体内に酸素を取り入れると、脳に活発に血液が運ばれ、脳の血流が増加し、脳が若く保たれるとのことです。

やり過ぎて膝や腰を痛めればなんにもなりませんが、適度な運動は、認知症だけでなく体の不調を予防できることは確かなので、やって損はないのだと思います。

食事を改善する

野菜・果物から、ビタミンC、E、βカロチンを摂取する。魚からDHA、EPAを摂取する。ポリフェノールを摂取する。などが勧められています。

一般的に、高齢になったら、暴飲暴食をしない、腹八分目、酒を減らす、できれば禁酒、甘いものを減らすなど、糖尿病対策に等しい対策が健康に良いのは確かのようです。

認知トレーニングをする

記憶力、集中力、計算力はトレーニングで高まるようです。

ゲームや演奏、計算や日記、他人との会話も認知トレーニングになるそうです。

つまり、頭を使おうと言うことです。衰えてくると何事にも難しいとか面倒くさいとい気持ちが出てくるものですが、なんとかして前向きの気持ちになって過ごしていこうということです。

まとめ

こうして並べてみると、当たり前のことでしかなく、こんなのは普通の生活へのアドバイスであって、ちっともMCI対策でないのでは、というガッカリした気持ちになるのは否めません。

しかし、やるとやらないでは大違いということも、私たち高齢者はこれまでの経験で知っています。これらの対策はMCI対策としては少し頼りないですが、少なくとも体に悪いことではないのです。できることからやってみましょう。