老齢年金をざっと理解しよう

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ここを押さえよう

年金に限らず、何事も初めてのことには不安が伴うものです。そろそろ受給できる年齢になると、気になり始めると思います。気になり始めたら、何が気になるか自分なりに整理して、そのうえで調べ始めましょう。

年金の制度は複雑です。しかし、専門家になるのであればいろいろ覚えなければならないでしょうが、老齢年金を受け取るだけであれば知識が少なくても大丈夫です。

老齢年金について、普通気になることは次の4つです。

1.自分は受け取れるのか
2.いつから支給が始まるのか
3.金額はいくらだろうか
4.手続きはどうするのか

この4つについて説明します。

1.自分は受け取れるのか

毎年、ねんきん定期便が送られてきているはずです。それに記載されている「受給見込額」に金額が記載されていれば、額の多寡はともかくとして年金を受け取れることが分かります。

保険料を納付してこなかった人は無年金になることがあります。まったく納付したことがなければ当然ゼロですが、119ヶ月の納付でもゼロになります。老齢年金を受け取るには、最低でも年金保険料を10年、つまり120月分納付している必要があるからです。

月数が足りない人は年金事務所に足を運んで、本当に納付済み期間が足りないかどうか確認してもらい、そのうえでなにか救済策がないか相談してください。

追加の納付をすることで最低納付期間を満たせば受給資格が生じます。

2.いつから支給が始まるのか

主な年金制度には国民年金と厚生年金があります。国民年金からは老齢基礎年金が、厚生年金からは老齢厚生年金がいずれも65歳から支給されます。ただし、老齢厚生年金の方は、今のところ65歳前から受け取れる人がいます。

支給の早い老齢厚生年金(特別支給の老齢厚生年金という)を受け取れるかどうかは生年月日によります。あなたがいつから受け取れるかは、ねんきん定期便に書いてあります。年金見込み額の欄をよく見ると、何歳からという記載があります。

3.金額はいくらだろうか

受給額は人によります。老齢基礎年金は、納付期間に比例します。全期間納付していれば満額がもらえます。未納期間があれば、比例計算で差し引かれます。

老齢厚生年金は、納付期間と報酬(給料)に比例します。厚生年金保険料は給料が高いほど保険料も高く、したがって、もらうときには多くなる仕組みです。

正確な金額は支給決定があるまでわかりませんが、見込額は金額は年金定期便に記載されています。

4.手続きはどうするのか

そのときになれば日本年金機構から書類が送られてきます。時期は、受給できる年齢になる3ヶ月前です。

大き目の封筒に書類がいろいろ入っていて、それを読んで、記入するべきところを記入し、判を押すべきところに押印し、住民票など、指示がある書類を整えて、年金事務所に提出します。

送られてきた書類に目を通しても一部または全部が分からないとき、または書類に目を通す気にもならないときは、2つの方法があります。

1つは、送られてきた書類と自分の年金手帳を持って近くの年金事務所に行くことです。窓口で教えてもらえば、ちょっとは苦労すると思いますが、なんとかなります。

2つは、銀行などへお願いすることです。「年金相談」などと掲示しているところで、相談して依頼すると無料でやってくれます。無料ですが年金が振り込まれる口座をその支店に指定する必要があります。