カテゴリー
定年

老齢厚生年金と雇用保険の調整

トップページ老齢年金のあらまし>このページ

基本手当と老齢厚生年金の調整

雇用保険の基本手当と特別支給の老齢厚生年金は、同時に受け取ることができません。

ハローワークで求職の申込みをすると、求職の申込みをした月の翌月から受給が終了するまでのあいだ、加給年金額も含めて特別支給の老齢厚生年金の全額が支給停止されます。

これは、実際に失業給付を受けたかどうかには関係なく、とりあえず翌月から支給停止が始まります。

その上で、求職の申込みをしたけれども基本手当を受けていない月がある場合は、あとで、3ヶ月程度たってから支給されます。

また、基本手当の受給期間が切れれば特別支給の老齢厚生年金が復活するのですが、その場合も、すぐではなく、復活まで3ヶ月くらいかかるようです。

なお、以前は、老齢年金を受ける人が雇用保険の給付を受けることになったときは、年金事務所へも手続きが必要でしたが、今はありません。

ただし、老齢年金手続きのときに、雇用保険被保険者番号を記載していないときは、届出が必要です。

高年齢雇用継続給付と老齢厚生年金の調整

高年齢雇用継続給付を受給すると、特別支給の老齢厚生年金の一部が支給停止されます。

被保険者期間が5年以上ある60歳以上65歳未満の雇用保険の被保険者に対して、賃金額が60歳到達時の75%未満となった場合に、最高で賃金額の15%に相当する額を支給する、高年齢雇用継続給付という制度があります。

特別支給の老齢厚生年金を受けている人が高年齢雇用継続給付を受けると、特別支給の老齢厚生年金の一部が支給停止になります。支給停止される額は、最高で標準報酬月額の6%です。

在職老齢年金による支給停止とは別ですから、両方の支給停止がかかる場合があります。