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老齢厚生年金の支給開始年齢

Last Updated on 2020年8月10日 by かつや

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老齢厚生年金は65歳から支給される

60歳から支給されると思っている人も多いのですが、老齢基礎年金も老齢厚生年金も65歳から支給されます。

現状では65歳未満でも支給される人がいる

ただし、老齢厚生年金については、当分の間、65歳になる前に受給できる人がいます。

その老齢厚生年金のことを、「当分の間特別に支給している年金」という意味で「特別支給の老齢厚生年金」といいます。

「特別支給の老齢厚生年金」と、65歳からもらえる「本来の老齢厚生年金」は、制度としては全く別のものです。例えば、特別支給の老齢厚生年金には「繰下げ」の制度がありません。

特別支給の老齢厚生年金の受給開始年齢

何歳から特別支給の老齢厚生年金を受給できるかは、その人の年齢、つまり誕生日によります。下の一覧から、ご自身の誕生日が含まれるところをごらんください。

【男性】昭和16年 4月 1日以前
【女性】昭和21年 4月 1日以前
60歳から「定額部分」と「報酬比例部分」の両方を受給できます。

【男性】昭和16年4月2日~昭和18年4月1日
【女性】昭和21年4月 2日~昭和23年 4月 1日
「報酬比例部分」は60歳から受給できますが、「定額部分」は61歳からになります。

【男性】昭和18年4月2日~昭和20年4月1日
【女性】昭和23年4月2日~昭和25年4月1日
「報酬比例部分」は60歳から受給できますが、「定額部分」は62歳からになります。

【男性】昭和20年4月2日~昭和22年4月1日
【女性】昭和25年4月2日~昭和27年4月1日
「報酬比例部分」は60歳から受給できますが、「定額部分」は63歳からになります。

【男性】昭和22年4月2日~昭和24年4月1日
【女性】昭和27年4月2日~昭和29年4月1日
「報酬比例部分」は60歳から受給できますが、「定額部分」は64歳からになります。

【男性】昭和24年4月2日~昭和28年4月1日
【女性】昭和29年4月2日~昭和33年4月1日
「報酬比例部分」は60歳から受給できますが、「定額部分」は受給できません。

【男性】昭和28年4月2日~昭和30年4月1日
【女性】昭和33年4月2日~昭和35年4月1日
「報酬比例部分」は61歳から受給できますが、「定額部分」は受給できません。

【男性】昭和30年4月2日~昭和32年4月1日
【女性】昭和35年4月2日~昭和37年4月1日
「報酬比例部分」は62歳から受給できますが、「定額部分」は受給できません。

【男性】昭和32年4月2日~昭和34年4月1日
【女性】昭和37年4月2日~昭和39年4月1日
「報酬比例部分」は63歳から受給できますが、「定額部分」は受給できません。

【男性】昭和34年4月2日~昭和36年4月1日
【女性】昭和39年4月2日~昭和41年4月1日
「報酬比例部分」は64歳から受給できますが、「定額部分」は受給できません。

【男性】昭和36年4月2日以降
【女性】昭和41年4月2日以降
特別支給の老齢厚生年金は「定額部分」も「報酬比例部分」も受給できません。

以上は、65歳未満の人に支給される「特別支給の老齢厚生年金」についての説明です。通常の「老齢厚生年金」は65歳から支給されます。

特別支給の老齢厚生年金は経過措置

つまり、老齢厚生年金を受給できる年齢が、徐々に65歳に移行しているところです。それに合わせてリタイア年齢を遅くしようというのが、定年退職後の継続雇用制度です。

定年後の継続雇用制度

なお、支給額が減額されてしまいますが、60歳からでも受給できる「繰上げ受給」という制度があります。

老齢年金の繰上げ受給