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定年

年金受給の事前準備

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最初は分からなくても少しずつ分かってきます

ねんきん定期便を読めばよいと言われますが、一読して分かるようなものではありません。

つい、後回しにしがちですが、億劫でも55歳ころには年金受給に向けて、次のように少しずつ動き出しましょう。

年金手帳があるか確認する

まず最初に、

年金を請求するときは年金手帳が必要になります。自分の年金手帳があるか確認しておきましょう。

見つかったら自分の手元におきましょう。

見つからない場合は、まず会社に聞いてみましょう。会社が保管している場合もあります。

どうしても見つからない場合は、年金事務所に申し出てください。在職中の方は、勤務先を通じて再交付をしてもらいます。

雇用保険被保険者証を確認する

ついでに雇用保険被保険者証も確認しましょう。老齢年金を請求する書類には、雇用保険被保険者番号を記載する欄があります。

会社が保管している場合もあります。雇用保険被保険者証が見つからず、会社にもない場合は、会社の担当者に申し出て再発行の手続きをしてもらいましょう。

ねんきん定期便で見込額を知る

定年退職後の生活設計において、年金をいくらもらえるかということは非常に重要です。

「ねんきん定期便」で確認することができます。

ねんきん定期便は、毎年誕生日のあたりに送られてきます。

59歳のときに送られてくるねんきん定期便には詳しい情報が記載されています。

ねんきん定期便には、

・これまでの年金加入期間
・老齢年金の年金見込額
・これまでの保険料納付額
・これまでの年金加入履歴
・これまでの厚生年金保険の標準報酬月額などの月別状況
・これまでの国民年金保険料の納付状況

などが記載されています。

インターネットで調べる

インターネットを利用できる人は、日本年金機構の「ねんきんネット」にアクセスしてみましょう。アクセスのための情報はねんきん定期便に記載してあります。

ねんきんネットでは次のようなことを見ることができます。

・年金加入記録の照会
・年金見込額の試算
・持ち主の分からない記録の検索
・ねんきん定期便の内容
・各種通知書の確認など

配偶者の分も確認する

同時に、配偶者の年金見込み額も調べましょう。

年金事務所等に行く

ねんきん定期便や資料を読んでもしっくりこなければ人に聞くのが一番です。

年金事務所や年金相談センターに行くと、その場で教えてくれます。年金手帳(配偶者の分も含む)と認印を持参してください。

遠慮なくあれこれ質問して説明を聞いてください。相談窓口は分からない人に説明するのが仕事なのですから。

一度聞いて分からなければ、日を置いて、分からないことを整理してまた行ってみましょう。説明する人の説明が下手で分からないこともあります。2回目はおそらく違う人になります。

年金記録が正しいか

ねんきん定期便に記載された年金見込み額は、年金機構に保管されている保険料納付記録が正しいことが前提です。

年金記録が正しくない場合は、年金受給額に影響が出ます。

ねんきん定期便に記載された年金記録が正しいかどうか自分で確認しましょう。

転職経験がある人は、職歴表を作るのが年金記録確認の早道です。

何年何月何日にどこの会社に就職して、何年何月何日にその会社を退職し、何年何月何日にどこの会社に再就職して・・・・・、という記録を作ってみるのです。

すぐ辞めた会社でも、厚生年金に加入している可能性があります。全部書き出しましょう。

〇〇株式会社 〇〇県〇〇市〇〇〇〇 昭和〇年〇月~昭和〇年〇月
株式会社〇〇 〇〇県〇〇市〇〇〇〇 昭和〇年〇月~平成〇年〇月

ねんきんネットにログインすることで、「わたくしの履歴整理表」を入力することもできます。

同時に、退職から再就職の間の期間に国民年金保険料を納付していたかいなかったかも思い出して記載しましょう。

以上の職歴表が完成したら、ねんきん定期便の記載事項と合致しているか確認しましょう。もし、就職していたのにねんきん定期便には記載がない期間があれば、「厚生年金に加入していなかったんだろう」と簡単にあきらめずに、年金事務所に申し出ましょう。

厚生年金基金に加入していた人は

厚生年金基金に加入していた期間がある(あったかもしれない)場合で、連絡がこない場合は、当時加入していた年金基金(勤めていた会社)に連絡しましょう。年金基金が廃止されている場合は、企業年金連合会に連絡しましょう。

厚生年金基金